2016年9月 のアーカイブ

賞与の社会保険料

2016年9月26日 月曜日

 賞与を支給する場合、社会保険料はどのように考えれば良いのでしょうか?

    月々の給与とは異なる点があるので注意が必要です。

 

 賞与を支給する際にも社会保険料を控除します。

 保険料の計算は、各被保険者の賞与額から1,000円未満の端数を切り捨てた額に、直接保険料率をかけます。

この時の保険料率も月々の給与時と同様に事業主と被保険者が折半負担し、被保険者が介護保険料負担者に該当する場合は、介護保険料も折半負担します。

 

    賞与は支給月の保険料率を使うので、保険料率が変更される月に賞与を支給する際は、特にご注意ください。

 また賞与では上限額が設定されていて、健康保険は年間540万円、厚生年金保険は支給1回(同じ月に2回以上支給する場合は合算)につき150万円となっています。

 同じ月に2回賞与を支給する場合も、基本的な計算は1回のみ支給する場合と同様です。

    ただし、保険料率をかける前に1,000円未満の端数処理や上限額の関係で、1回目と2回目を別々に計算した場合と、賞与額を合算した後に計算した場合とでは、保険料額が異なります。

 

そのため、処理手順としては、次のようになります。

  1. 1回目の賞与の保険料額を計算する。
  2. 1回目と2回目の賞与額を合算してから保険料率をかけ、保険料額を計算する。
  3. ②の保険料額から1回目の保険料額を引いて、その差額を2回目の賞与支給時の保険料額とする。今後賞与を支給する際には、上記の注意点にお気をつけください。

何かご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

                                職 員

 

  事務所の裏にある建築家のお宅の彼岸花たち。。。

  毎年、楽しみにしています。

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最低賃金が大幅にあがります。

2016年9月3日 土曜日

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 先日8月23日、各労働局審議会からすべての都道府県における最低賃金の改訂額が答申されました。  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000134251.html

 

 これによりますと、京都の最低賃金は10月2日から831円に、大阪は10月1日から883円に上がる見込みです。

 全国の一覧表はこちらです。 
  ↓
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/280823chiikibetsusaiteichingin-toushin.pdf

 

 さて、そもそも最低賃金制度とはどんな制度でしょうか?

 毎年10月頃に、各都道府県労働局から地域別最低賃金額の改定の発表があります。使用者は、この最低賃金額以上の賃金を支払わなければいけません。

 そこで、最低賃金をきちんとクリアしているかどうかの判断が必要となります。

 まず、最低賃金の対象となる賃金は、実際に支払われる賃金から以下の賃金を除外したものが最低賃金の対象となります。

  1. 臨時に支払われる賃金(結婚手当など)
  2. 1か月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)
  3. 所定外給与(時間外割増賃金、休日割増賃金、深夜割増賃金など)
  4. 精皆勤手当、通勤手当及び家族手当。
      *住宅手当は最低賃金に含まれるので、ご注意ください。

 

     次に、対象となる賃金が、その事業場の「地域の最低賃金額」以上となっているかどうかを以下の方法で比較します。

  1. 時間給制の場合:時間給≧最低賃金額(時間額)
  2. 日給制の場合:日給÷1日の所定労働時間≧最低賃金額(時間額)
  3. 月給制の場合:月給÷1か月平均所定労働時間≧最低賃金額(時間額)

 

 平成28年の全国加重平均額は昨年より24円上がる見込みとの発表がありました。

 この引き上げ額は、経営者の方に対しても受ける影響が大きいと考えられます。

 地域別最低賃金の正式な改訂までに各社チェックと対策を行う必要がありますね。

 ご不明な点等がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

                         職 員