給与明細を見ていると、こんなに保険料が差し引かれている…どのように決められているのかなと思ったことはありませんか?
実際の報酬の金額に応じて、健康保険は1~47級、厚生年金保険は1~30級の区分に分かれています。
この区分を標準報酬月額と言って、これに応じた保険料が給与から差し引かれているのです。
実際の報酬といっても、毎月保険料が変わるとすれば手間ですよね。
そこで事業主は、毎年4~6月の報酬をもとに作成した「算定基礎届」を保険者等に提出するのです。
報酬には基本給の他に、残業手当、通勤手当等も含まれます。年3回以下支給の賞与や退職金、慶弔費などは報酬に含まれないのでご注意下さい。その他、細かいルールがいろいろとございます。
算定基礎届の対象となるのは、7月1日現在の全被保険者です。ただし、7月1日以降入社の人は対象外です。
算定基礎届は7月1日~10日に提出する必要がありますのでご注意ください。
ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談下さい。
職 員