いっきに寒くなり、いよいよクリスマスの近づきを感じます。
事務所の応接室もにぎやかになってきています。
さて、今回は週休3日制についてとりあげてみます。
マイナビ転職から、「週休3日制に関する意識調査(2023年)」が発表されました。
多様な働き方が増えている時代の流れの中で、調査結果に人手不足解消のヒントが隠れているかもしれませんので、中身を見ていきましょう。
◆週休3日制の利用意向について
勤務日数の減少に併せて収入も減少する場合→「利用したくない」は66.8%
勤務日数が減少しても収入は変わらない場合→「利用したい」は76.8%
→ 収入の増減が利用意向に大きく影響することが分かります。
◆週休3日制に対するイメージ(利用前)
収入が減りそう(37.5%)
正社員では難しそう(25.1%)
時間内に業務が終わらず残業が増えそう(23.8%)
→ 利用前は、マイナスなイメージが上位を占めているようです。
◆実際に週休3日制で働く人の収入の変化について(利用後)
上がった(50.4%)
下がった(17.9%)
→ 実際に利用してみると、賃金アップのみならず、副業と組み合わせるなどして半数以上が収入アップしていることがわかります。
正社員としての就労先での賃金アップにこだわらず、多様な働き方をする層がいることが分かりました。
実際に週休3日制を導入するには、たくさんの課題が出てくると思います。
一方で、人々のライフステージやライフプランの変化に対応しやすいため、一定の需要につながるかもしれませんね。
職 員