育児休業等支援コース【全体像】

  • 2018.12.11

急に寒くなり、12月らしくなってきましたね。

今年は暖冬のおかげで、紅葉をゆっくり楽しむことができました。

写真は、嵯峨野の清涼寺のそばにある「宝筐院」という小さなお寺です。

ふだんは観光客のほとんどいないひっそりとしたお寺ですが、さすがに紅葉の季節はにぎわっていました。

 

さて、前回「出生時両立(男性の育児休業)支援コース」をご紹介しました両立支援等助成金シリーズですが、

今回はもう1つの「育児休業等支援コース」について、大まかな内容をご案内します。

本コースは、会社が次の4つの取り組みを行った場合に、取り組みごとに助成金が支給される制度です。

①【育休取得時】:育休復帰支援プランを作成し、プランに基づき労働者の円滑な育休取得に取り組んだ場合。

②【職場復帰時】:育休復帰支援プランを作成し、プランに基づき労働者の円滑な職場復帰に取り組んだ場合。

③【代替要員確保時】の助成金:育休取得者の代替要員を確保し、育休取得者を現場復帰させた場合。

④【職場復帰後支援】:復帰後、仕事と育児の両立が特に困難な時期の労働者の支援に取り組んだ場合。

いずれも男性女性の区別は問われません。

また、4つの全てを行う必要はありませんが、上記②を受給するには、上記①を受給していることが必要です。

会社の現況に応じて、ご利用をご検討ください。

◆上記4つの助成金を受給申請をする際の「共通要件」は3つあります。

1.中小企業事業主である。

2.育児休業制度及び育児のための短時間勤務制度について、労働協約または就業規則に規定している。

3.次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定、公表、周知している。

各制度の詳細については、次回以降の記事でご説明します。

助成金制度にご関心のある方は、引き続きご覧ください♪

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