桜の季節。
ご就職、ご入学、ご入園、おめでとうございます!
さて、毎年この季節は、「保活」の結果に安心したり、戸惑いを感じている方の姿を目にします。
共働き世帯が半数を超えている現代において、
「子どもが保育園に入れるかどうかによって、今後の人生が大きく変わる」
と言っても過言ではありません。
保育園入園の可否によって、保護者の働き方に影響を与え、それに伴い生活スタイルも変わり、果ては老後にまで影響を及ぼす可能性もあります。
このように書くと、「保育園は働く親のためにある!」と思いがちです。しかし、実際に保育園は親のためだけに存在しているのでしょうか?
わたしの4歳の次男も1歳の頃から、保育園でお世話になっています。
長女と長男は幼稚園だったこともあり、次男の「保活」中の親族の反発はとても強かったです。親族の中には、「保育園に入れるのは、子供が可哀想」という意見が非常に強かったのです。
ところが、入園後に成長していく次男の様子を見て、親族も安心し、保育園の存在は次男の成長に欠かせないものだと認識するようになりました。
保育園は同級生や、年齢の異なる子供たちが過ごしており、様々な刺激が受けられる場所です。
つまり、本来、保育園は子ども自身にとっても、素敵な場所なのです。
保育園の中の子どもたちは、みんなイキイキしていて、活発に日々を過ごしています。
小さな頃から集団生活に属することは良いという考えが広がっているのか、最近では、2歳から受け入れる幼稚園も増えてきています。
親のためにも、子どもたちのためにも、幼少期に生活する場所を自由に選択できるような社会になってほしいと、心から願っています。
今回は、保育園を利用して子育てしつつ、働く親の立場から感じることを綴ってみました。
職 員